彼らの最高傑作オリジナル・アルバム「Urban Hymns」から「Bitter Sweet Symphony」。
日本でもいまだに熱狂的なファンをもつことで知られる
—なんと来日を嘆願する署名活動まで行われていた!—
The Verve は1992年にデビューしたイギリスの5人組。(結成時は4人)
その後活動休止~メンバー交代・復活などを経て、
1997年にリリースされた傑作アルバムが「Urban Hymns」。
アルバムの冒頭を飾る「Bitter Sweet Symphony」は
力強く壮大なオーケストレーションが素晴らしい
好調なチャート・アクションを記録した大ヒット曲です。
ネオ・サイケデリック・ギターロックとでも形容したくなる
独特の浮遊感あふれるサウンドでシーンに登場、
瞬く間に不動の地位を築いたかにみえた彼らでしたが、
メンバー間の確執などが原因で、1999年正式に解散。
確執と言えば、当時、ヴォーカルのリチャードと、
ギターのニックとの確執が特に有名だったんだけど、
個人的にあの2人がいなかったらThe Verve は生まれなかったと思う。
途中、一旦ニックが脱退したときのツアーのサポートは
スティール・ギタリストが務めていたくらいだし…、
これって普通のギタリストでは適任者、あるいは
あのオリジナルなサウンドを弾けるギタリストがいなかったってコトでしょ?
さて、遂に来日することなくバンドの歴史を終えたThe Verve ですが、
私は2回もライブを見ることができました。(どちらもUKで。)
ホントにラッキーだし、それらのライブのことは、
ずーっと忘れることはないでしょう。
そのライブのコトはまたいつか書いてみたいと思います。
posted by yama hendrix